自由と成長の経済学 : 「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠

書誌事項

自由と成長の経済学 : 「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠

柿埜真吾著

(PHP新書, 1273)

PHP研究所, 2021.8

タイトル別名

自由と成長の経済学 : 人新世と脱成長コミュニズムの罠

タイトル読み

ジユウ ト セイチョウ ノ ケイザイガク : ジンシンセイ ト ダツ セイチョウ コミュニズム ノ ワナ

大学図書館所蔵 件 / 53

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p208-213

内容説明・目次

内容説明

資本主義と経済成長は封建社会を打破し、自由で民主的な社会を生み出して繁栄をもたらした。社会主義の正体は、資本主義以前の閉鎖的な社会に戻ろうとする反動思想である。バラ色の未来を約束した20世紀の共産主義は、多くの犠牲者を生みながら負の遺産だけを残して崩壊した。現在流行の「脱成長コミュニズム」は、環境保護や心の豊かさを名目に、破綻したマルクスの構想を甦らせようとするものに他ならない。歴史を顧みれば、資本主義と経済成長こそ、マイノリティーにも環境にも優しい社会を生み出してきた。不寛容を生み、環境を破壊する共産主義の正体を暴く。

目次

  • 序章 脱成長というおとぎ話
  • 第1章 経済成長の奇跡
  • 第2章 前近代の閉じた社会の道徳
  • 第3章 なぜ資本主義は自由と豊かさをもたらすのか
  • 第4章 社会主義は反動思想
  • 第5章 資本主義の完全勝利に終わった20世紀の体制間競争
  • 第6章 理想社会建設の末路としてのソ連
  • 第7章 新しい隷従への道—『人新世の「資本論」』批判

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ