西田幾多郎と双面性 : 東洋哲学序説

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西田幾多郎と双面性 : 東洋哲学序説

西平直著

(未来哲学双書)

未来哲学研究所 , ぷねうま舎 (発売), 2021.8

タイトル読み

ニシダ キタロウ ト ソウメンセイ : トウヨウ テツガク ジョセツ

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注記

文献一覧: p210-214

収録内容

  • 東洋的世界観の論理
  • 西田哲学と「事事無礙」 : 井筒俊彦の華厳哲学理解を介して
  • 西田哲学と『大乗起信論』 : 井筒俊彦『意識の形而上学』を介して

内容説明・目次

内容説明

「我々が其の中に育つてきた思想」。西田はその論理化を求めた。井筒俊彦「東洋哲学」の側からその課題に迫る。華厳哲学の「事事無礙」と『大乗起信論』の「非一非異(一に非ず異に非ず)」。矛盾と逆説に満ちた双面的思考の中へ。

目次

  • 序章 東洋的世界観の論理
  • 1 西田哲学と「事事無礙」—井筒俊彦の華厳哲学理解を介して(後期西田哲学と華厳思想;華厳の「事事無礙」—井筒俊彦の華厳哲学理解;後期西田の「個物E」「一般者A」「媒介者M」—図式的説明を手がかりとして;弁証法的一般者としての世界—後期西田の「個物」と華厳の「同体の論理」)
  • 2 西田哲学と『大乗起信論』—井筒俊彦『意識の形而上学』を介して(「起信論一巻読了」の意味—論文「実在に就いて」に至るまで;明治期哲学と論文「実在に就いて」—『起信論』との関係;『起信論』と「双面性(非一非異)」—井筒俊彦『意識の形而上学』を手がかりとして;「絶対即相対」の論理と『起信論』—「離言真如(語り得ぬこと)」と「依言真如(語り得ること)」、および「逆対応」)

「BOOKデータベース」 より

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