日本古代の仏教者と山林修行

書誌事項

日本古代の仏教者と山林修行

小林崇仁著

勉誠出版 (発売), 2021.8

タイトル別名

日本古代における仏教者の山林修行

タイトル読み

ニホン コダイ ノ ブッキョウシャ ト サンリン シュギョウ

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注記

博士論文『日本古代における仏教者の山林修行』(大正大学大学院仏教学研究科, 2017年)をもとに、その後の研究成果を加えてまとめたもの

収録内容

  • 序論
  • 泰澄
  • 報恩
  • 満願
  • 施暁
  • 玄賓
  • 聴福
  • 勝道
  • 徳一
  • 勤操
  • 斗藪
  • 乞食と蔬食
  • 道俗相集
  • 結論

内容説明・目次

内容説明

外来の宗教である仏教は、その伝来より、広く日本の社会・文化に影響を与えてきた。なかでも、山林に分け入っての修行は、仏教創始以来の伝統として時代を通じて行われてきた。仏教伝来から間もない古代日本において、山林修行はどのように行われ、どのような宗教的意義を有していたのか。奈良から平安初期において山林修行を実践した泰澄、報恩、満願、施暁、玄賓、聴福、勝道、徳一、勤操の九名の事績を考察、加えて、山林修行における諸種の形態・様相を諸資料をもとに描き出すことで、日本古代の山林修行の総体を明らかにする。

目次

  • 第1部 山林修行の先駆者たち(泰澄—泰澄伝に見る山林修行者像;報恩—報恩伝の史実性 ほか)
  • 第2部 朝廷による山林修行者への信仰と支援(施暁—施暁の奏上と梵釈寺の造営;玄賓—嵯峨天皇からの殊遇 ほか)
  • 第3部 山林修行者による社会的実践行(勝道—日光山開山の意義;徳一—東国に垂迹した菩薩 ほか)
  • 第4部 山林修行の種々相(斗藪—勝道と徳一と空海の共通点;乞食と蔬食—山林修行の経済基盤)

「BOOKデータベース」 より

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