ダブル・ライフを生きる「私」 : 脱家族化の臨床社会学

書誌事項

ダブル・ライフを生きる「私」 : 脱家族化の臨床社会学

高橋康史著

晃洋書房, 2021.8

増補版

タイトル別名

ダブル・ライフを生きる「私」 : 家族に犯罪者をもつということ

ダブルライフを生きる私

タイトル読み

ダブル・ライフ オ イキル「ワタクシ」 : ダツ カゾクカ ノ リンショウ シャカイガク

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注記

著者「高橋」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え

2020年2月10日に刊行された『ダブル・ライフを生きる「私」 : 家族に犯罪者をもつということ』に大幅な加筆修正を加えたうえで、増補版として刊行に至ったもの

引用文献: 巻末p1-10

内容説明・目次

内容説明

家族に犯罪者をもつ者は、いかにして「犯罪者の家族」になり、その「犯罪者の家族」としての自己を、どのように生きているのか。2つの自己を生きていることを説明する“ダブル・ライフ”の観点から、インタビュー調査で得た語りをもとに、家族に犯罪者をもつ者のアイデンティフィケーションと脱家族化の様相を明らかにする。

目次

  • 序章 ダブル・ライフを生きる“私”—脱家族化の臨床社会学
  • 第1章 犯罪・非行と家族に関する先行研究の検討
  • 第2章 “ダブル・ライフ”とアイデンティティ
  • 第3章 インタビュー調査の全体像
  • 第4章 「犯罪者の家族」という自己の出現
  • 第5章 常人としての自己の出現とスティグマの引き受け
  • 第6章 スティグマがもたらすダブル・バインド
  • 第7章 “ダブル・ライフ”の新たな位相
  • 第8章 家族の再生をめぐるパラドクス
  • 第9章 スティグマへの相克としての脱家族的指向
  • 終章 ダブル・ライフを生き抜く“私”

「BOOKデータベース」 より

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