下田歌子と近代日本 : 良妻賢母論と女子教育の創出 : 1854-1936
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下田歌子と近代日本 : 良妻賢母論と女子教育の創出 : 1854-1936
(実践女子大学下田歌子記念女性総合研究所研究叢書, 第1巻)
勁草書房, 2021.8
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下田歌子と近代日本 : 良妻賢母論と女子教育の創出
- Title Transcription
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シモダ ウタコ ト キンダイ ニホン : リョウサイ ケンボロン ト ジョシ キョウイク ノ ソウシュツ : 1854-1936
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Note
その他の執筆者: 荒井啓子, 香川せつ子, 志渡岡理恵, 小山静子, 加藤恭子, 伊藤由希子, 山崎明子, 松田純子
年表下田歌子と実践女子学園: p335-343
参考文献: 各章末
Contents of Works
- 下田歌子研究にあたって / 広井多鶴子著
- 下田歌子・女子教育の源泉 : 皇后との関係 / 久保貴子著
- 華族女学校における体育・スポーツ教育の先駆的展開と下田歌子 / 荒井啓子著
- 下田歌子と津田梅子 : 西洋文化との出会いと女子教育の創出 / 香川せつ子著
- 自立自営への道 : 『泰西婦女風俗』とイギリスの女子教育 / 志渡岡理恵著
- 帝国婦人協会の設立 / 小山静子著
- 明治末の日本人女子教員中国派遣と下田歌子 / 加藤恭子著
- 下田歌子・女子教育の思想可能性 / 伊藤由希子著
- 下田歌子の手芸論 : 「手芸」による女子の自立を目指して / 山崎明子著
- 下田歌子の家政論 : 主婦が主宰する家庭と国家 / 広井多鶴子著
- 下田歌子と幼児教育 : 明治期から大正期の家庭教育と幼稚園教育をめぐって / 松田純子著
- 下田歌子を捉えなおす / 広井多鶴子著
Description and Table of Contents
Description
戦前を通じて女子教育界の指導的立場にあった下田歌子。下田は何を問題にして、何を変えようとし、何を実現したのか。良妻賢母論は、女子教育を通して、女性に対して男性と同等の尊敬と評価を与え、女性を国民の一員とするための「女性解放」の思想でもあった—婦人参政権や女性の権利を求める第1波フェミニズムとは別の系譜として、女性の地位向上と「国民化」を求める系譜が存在したことを明らかにする。
Table of Contents
- 下田歌子研究にあたって
- 第1部 女子教育の創出(下田歌子・女子教育の源泉—皇后との関係;華族女学校における体育・スポーツ教育の先駆的展開と下田歌子;下田歌子と津田梅子—西洋文化との出会いと女子教育の創出;自立自営への道—『泰西婦女風俗』とイギリスの女子教育;帝国婦人協会の設立 ほか)
- 第2部 良妻賢母論と家庭論(下田歌子・女子教育の思想可能性;下田歌子の手芸論—「手芸」による女子の自立を目指して;下田歌子の家政論—主婦が主宰する家庭と国家;下田歌子と幼児教育—明治期から大正期の家庭教育と幼稚園教育をめぐって)
- 下田歌子を捉えなおす
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