外は、良寛。
著者
書誌事項
外は、良寛。
(講談社文芸文庫, [まL1])
講談社, 2021.9
- タイトル別名
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外は良寛
- タイトル読み
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ソト ワ リョウカン
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注記
底本: 芸術新聞社 1993年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
良寛略年譜: p370-371
年譜: p373-389
内容説明・目次
内容説明
淡雪の中にたちたる三千大千世界またその中に泡雪ぞ降るこの歌の中に入ったまま、そこから出ていくことができないという著者は、良寛の書の「リズム」に共振し、「フラジャイル」な姿をなぞる。越後の風土に育まれた「精神の極北」に思いをめぐらし、翁童性のうちに「近代への抵抗」を読み取ったその果てに見えてくる、微かにして広大な風景とは。独自のアプローチで迫った、これまでにない日本文化論。
目次
- はぐれていく書
- 加速する無常
- 「はか」「ずれ」「あたり」
- 連音する連字
- 宝暦八年の少年
- 遊行の中の景気
- 塵は融通無礙
- 音を書く聞法
- 一二三四五六七
- 真から行して草々〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より