教育の自律性と教育政治 : 学びを支える民主主義のかたち

書誌事項

教育の自律性と教育政治 : 学びを支える民主主義のかたち

荒井文昭著

大月書店, 2021.9

タイトル読み

キョウイク ノ ジリツセイ ト キョウイク セイジ : マナビ オ ササエル ミンシュ シュギ ノ カタチ

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注記

文献一覧: p279-287

内容説明・目次

内容説明

学ぶ権利を保障するためには、教育職員の専門性に基づく、学校や公民館などでの自律的な教育活動が欠かせない。しかし他方で、東京・大阪で典型的に見られるように、教育現場に対する統制の強化が、「民意」の名のもとに進められてきた。本書は、自律的な教育活動を支える、教育における民主主義のあり方を、実践的・理論的に探る。

目次

  • 序 教育に求められる自律性と教育政治
  • 第1部 「民意」拡散と教育政治の変容(「民意」拡散による教育専門職裁量の縮小;教師教育における専門的自律性と正統性;教育機関の管理運営における民主主義をめぐる課題)
  • 第2部 「公正な民意」と教育政治のかたち(「民意」拡散に対置しうる「公正な民意」のあり方;学校を基礎とした民主主義のあり方;教育管理職人事における政治の位置)
  • 結 “本当の世界”についての学びを支える教育政治のかたち
  • 付論 「教育行政の社会学」(宗像誠也)の検討—教育政治のかたちを探るための方法

「BOOKデータベース」 より

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