権力者と愚か者 : FT編集長が見た激動の15年

書誌事項

権力者と愚か者 : FT編集長が見た激動の15年

ライオネル・バーバー著 ; 高遠裕子訳

日経BP日本経済新聞出版本部 , 日経BPマーケティング (発売), 2021.9

タイトル別名

The powerful and the damned : private diaries in turbulent times

タイトル読み

ケンリョクシャ ト オロカモノ : FT ヘンシュウチョウ ガ ミタ ゲキドウ ノ 15ネン

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内容説明・目次

内容説明

2005年から2020年まで、コロナ禍以前の時代にフィナンシャル・タイムズ紙(FT)編集長として世界中の「権力の側」の人と対話する機会にめぐまれた著者は、世界金融危機、欧州債務危機、ポピュリズムの勃興、ブレグジット、トランプ米大統領就任、米中対立激化という特筆すべきニュースを最前線で目撃した。それは戦後世界秩序の崩壊だった。この間、伝統的メディアは塗炭の苦しみを経験した。若者は主流メディアを信頼しなくなり、ネットで情報を集めるようになった。一国の指導者が「オルタナティブ・ファクト」を広める時代に、デジタル・ファーストを実現した報道機関はいかにしてファクトに基づいた報道を届けられるのか。ブレア、ブラウン、キャメロン、メイ、ジョンソンといった歴代英首相のほか、トランプ米大統領、プーチン露大統領、メルケル独首相、モディ印首相、安倍首相といった世界的要人が登場。世界秩序の「破壊の現場」に立ち会った著者が日記形式で著した回顧録。

目次

  • 第1部 金融の時代を生きる(2005年はじまり;2006年バブル・トラブル;2007年信用収縮)
  • 第2部 崖から落ちた世界(2008年リーマン破綻;2009年アフターショック)
  • 第3部 緊縮経済、レベソン、iPhoneの時代(2010年連立;2011年津波;2012年ニュー・メディア、オールド・メディア;2013年ハッピー・アニバーサリー;2014年王室のプランナー)
  • 第4部 ブレグジットと右派ポピュリズムの勃興(2015年日経に加わる;2016年ブレグジット)
  • 第5部 最終幕(2017年中心を保つ;2018年プレジデンツクラブ;2019年承継)

「BOOKデータベース」 より

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