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生命の網のなかの資本主義

ジェイソン・W・ムーア著 ; 山下範久, 滝口良訳

東洋経済新報社, 2021.10

タイトル別名

Capitalism in the web of life : ecology and the accumulation of capital

タイトル読み

セイメイ ノ アミ ノ ナカ ノ シホン シュギ

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注記

監訳: 山下範久

原著 (Verso, 2015) の全訳

内容説明・目次

内容説明

「人新世」か、「資本新世」か、世界システム論の新次元を切り開いた話題の書。世界の知識人たちが注目する気鋭の米環境史学者の主著、待望の邦訳。『人新世の「資本論」』の斎藤幸平氏推薦&解説寄稿。

目次

  • 二重の内部性—自然が問題であるかのような歴史
  • 第1部 二元論から弁証法へ—世界=生態としての資本主義(対象からオイケイオスへ—資本主義的世界=生態における環境‐制作;生命の網における価値;単一の物質代謝へ向けて—二元論から資本主義的世界=生態の弁証法へ)
  • 第2部 史的資本主義、歴史的自然(生態学的剰余の減少傾向;自然の資本化、あるいは歴史的自然の限界;世界=生態の危機:革命から体制へ)
  • 第3部 歴史的自然と資本の起源(人新世か資本新世か?—自然、そして今日の生態的危機の起源について;抽象的社会的自然と資本の限界)
  • 第4部 安価な自然の興隆と衰亡(安価な労働?—時間、資本、そして人間の自然の再生産;長い緑の革命—長い20世紀における安価な食糧の生命と時間)
  • 安価な自然の終焉?—資本の世界=生態的限界は資本それ自体である

「BOOKデータベース」 より

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