「木」から辿る人類史 : ヒトの進化と繁栄の秘密に迫る
著者
書誌事項
「木」から辿る人類史 : ヒトの進化と繁栄の秘密に迫る
NHK出版, 2021.9
- タイトル別名
-
The age of wood : our most useful material and the construction of civilization
木から辿る人類史 : ヒトの進化と繁栄の秘密に迫る
- タイトル読み
-
「キ」カラ タドル ジンルイシ : ヒト ノ シンカ ト ハンエイ ノ ヒミツ ニ セマル
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注記
原タイトル: The age of wood : our most useful material and the construction of civilization
参考文献: p355-365
内容説明・目次
内容説明
ヒトはいかにして二足歩行を始め、文明を築き、驚異の発展を遂げたのか?定説では、石・青銅・鉄が重要な役割を担ったとされている。しかし、じつは「木」こそが歴史をつくった最も重要な鍵だと著者は言う。類人猿の樹上の巣から、交易に活用された木舟、多様な建築技術、エネルギー源としての木炭まで、つぶさに語られる木の驚くべき汎用性を通して、今まで見えていなかった新しい歴史の姿が現れる。人類学・建築学・生体力学など幅広い研究をもとに、構造的な特殊性をもつ木と、創意工夫に長けた人類の700万年にわたる関係を、斬新な視点で解き明かす壮大な物語。
目次
- 第1部 木が人類の進化をもたらした—数百万年前〜1万年前(樹上生活の遺産;木から下りる ほか)
- 第2部 木を利用して文明を築く—1万年前〜西暦1600年(森を切り拓く;金属の融解と製錬 ほか)
- 第3部 産業化時代に変化した木材との関わり—西暦1600年〜現代(薪や木炭にかわるもの;一九世紀における木材 ほか)
- 第4部 木の重要性と向き合う(森林破壊の影響;木との関係を修復する)
「BOOKデータベース」 より