アブラヤシ農園開発と土地紛争 : インドネシア、スマトラ島のフィールドワークから

書誌事項

アブラヤシ農園開発と土地紛争 : インドネシア、スマトラ島のフィールドワークから

中島成久著

法政大学出版局, 2021.9

タイトル別名

インドネシアにおけるアブラヤシ農園開発と土地紛争の研究 : 共有地権とヘゲモニー関係の分析

アブラヤシ農園開発と土地紛争 : インドネシアスマトラ島のフィールドワークから

タイトル読み

アブラヤシ ノウエン カイハツ ト トチ フンソウ : インドネシア、スマトラトウ ノ フィールドワーク カラ

大学図書館所蔵 件 / 77

この図書・雑誌をさがす

注記

博士学位請求論文「インドネシアにおけるアブラヤシ農園開発と土地紛争の研究 : 共有地権とヘゲモニー関係の分析」 (大阪大学, 2020年) を基にしたもの

参考文献: 巻末p1-27

内容説明・目次

内容説明

私たちの食生活と消費文化に不可欠となったパーム油。しかし、グローバルな生産量の約6割を誇るインドネシアではいまなお、オランダ植民地時代のプランテーション経営や、開発独裁政治に淵源する土地紛争、違法な入植行為や環境破壊、先住民や移民労働者の人権をめぐるトラブルが後を絶たない。集団間の暴力や排除が生じるメカニズムを、長期にわたる現地調査から明らかにする人類学の成果。

目次

  • アブラヤシ農園開発と土地紛争
  • 第1部 土地紛争の淵源(共有地権の歴史的展開;大農園に有利な土地分配政策への転換)
  • 第2部 アブラヤシ農園開発をめぐる土地紛争の実態(狩猟採集民族オラン・リンバの土地権—巨大アブラヤシ企業への抵抗と生存戦略;共有地権をめぐる闘い—西パサマン県の事例より;アブラヤシ農園開発とニアス人違法入植者排斥事件;違法入植者に土地権はあるのか—クリンチ・スブラット国立公園の事例分析)
  • 第3部 アブラヤシ農園をめぐるヘゲモニー関係(土地紛争と治安機構;アブラヤシ農園ニアス人労働者をめぐるヘゲモニー関係)
  • 土地紛争解決への提言

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ