家族不適応殺 : 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像
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家族不適応殺 : 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像
KADOKAWA, 2021.9
- タイトル別名
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家族不適応殺 : 新幹線無差別殺傷犯小島一朗の実像
- タイトル読み
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カゾク フテキオウサツ : シンカンセン ムサベツ サッショウハン、コジマ イチロウ ノ ジツゾウ
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注記
主要参考文献一覧: p292-294
内容説明・目次
内容説明
2018年6月9日、走行中の東海道新幹線の車内で男女3人が襲われ、2名が重軽傷、男性が死亡した。「刑務所に入りたい」という動機だったため、一審で無期懲役となった際に小島一朗は法廷で万歳三唱をした。控訴せず20年1月に刑が確定。小島は刑務所内で生存権を主張し続けている。2008年以降の無差別殺人事件の犯人は前科前歴なし、両親は揃っており、貧困家庭でもなく友人関係に問題もない、「普通」の者が多い。だが、「死刑になるため」「刑務所に入るため」と彼らは犯行に及ぶ。約3年にわたる取材で理解不能な動機、思考を浮き彫りにする驚愕の事件ルポ!
目次
- 鞘—刑務所に入る夢を叶えた男
- 心—写真家が人殺しに興味を持つ理由
- 偏—歩み寄る難しさ
- 記—「むしゃくしゃしてやった、誰でもよかった」の真相
- 凶—餓死することを止め、生きる選択をした
- 会—アクリル板越しの作り笑顔
- 家—浮かび上がる“いい子”
- 迷—食い違う家族の言い分
- 裁—真実が語られない虚無な裁判
- 答—刑務所でしか手に入らないもの
- 辿—犯行時のシミュレーションから感じること
- 刑—自傷行為を通して得られる愛
「BOOKデータベース」 より