映画の詩学 : 触発するシモーヌ・ヴェイユ

書誌事項

映画の詩学 : 触発するシモーヌ・ヴェイユ

今村純子著

世界思想社, 2021.9

タイトル別名

映画の詩学 : 触発するシモーヌヴェイユ

タイトル読み

エイガ ノ シガク : ショクハツ スル シモーヌ・ヴェイユ

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注記

シモーヌ・ヴェイユ略年譜: 巻末pxiii-xv

主要文献一覧: 巻末pxvi-xxi

内容説明・目次

内容説明

映画という具体的な芸術に沈潜するとき、ヴェイユの思想はどう生きられるのか。己の詩をもつ人々の放つ美の閃光が、わたしたちの実在を照らし出す。尽きせぬイメージの泉。

目次

  • 哲学、女、映画、そして…
  • 第1部 大地と詩(ファンタジーとは何か—宮崎駿『となりのトトロ』;映像という詩のかたち—ジョナス・メカス『リトアニアへの旅の追憶』;叙事詩としての映画—佐藤真『阿賀に生きる』)
  • 第2部 叙事詩の閃光(夜と音楽—ジャン=リュック・ゴダール『アワーミュージック』;追憶の詩学—スティーヴン・ダルドリー『愛を読むひと』;「見ること」から「創ること」へ—想田和弘『Peace』)
  • 第3部 円環の詩学(沈黙における関係性—小津安二郎『東京物語』;絵画としての映画—キムギドク『春夏秋冬そして春』;イタリアのシモーヌ・ヴェイユ— ジュゼッペ・トルナトーレ『ニュー・シネマ・パラダイス』)
  • シモーヌ・ヴェイユとマヤ・デレン

「BOOKデータベース」 より

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