だれも死なない日
著者
書誌事項
だれも死なない日
河出書房新社, 2021.9
- タイトル別名
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As intermitências da morte
Death with interruptions
- タイトル読み
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ダレモ シナナイ ヒ
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注記
翻訳テキストにはマーガレット・ジュル・コスタによる英訳のアメリカ版 (2008) を使用し、同時にポルトガル語原書 (2005) も参照した
内容説明・目次
内容説明
新年の始まり以降、この国ではだれも死ななくなった。高齢で衰弱する皇太后陛下、成功確実な自殺者、交通事故で十二分に息絶えたはずの人体、致命的な墜落事故…。死の活動停止を寿ぐ歓喜の高波の一方で、商売の材料を奪われた葬儀業界、死の不在によってベッドが不足する病院経営者、生と死の循環が滞る老人ホームなど、危機に陥る人々。国境の村では、生死の需要と供給を補うためにマーフィアが暗躍し、死を求める人々を国外に運びだす。悲喜こもごもの事態の中、テレビ局の会長の手元に紫色の封書が届く…。ノーベル賞作家による驚愕の思考小説。
「BOOKデータベース」 より