ドイツ・ナショナリズム : 「普遍」対「固有」の二千年史
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書誌事項
ドイツ・ナショナリズム : 「普遍」対「固有」の二千年史
(中公新書, 2666)
中央公論新社, 2021.10
- タイトル別名
-
ドイツナショナリズム : 普遍対固有の二千年史
「普遍」対「固有」の2000年史
- タイトル読み
-
ドイツ・ナショナリズム : 「フヘン」タイ「コユウ」ノ ニセンネンシ
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注記
主要参考文献: p328-336
内容説明・目次
目次
- 第1章 発展(九〜一七八九年)—ローマ=ゲルマン世界の「普遍」支配(ローマ世界とゲルマン世界との融合;キリスト教的世界を狙うドイツ;宗教改革・宗教戦争・宗派共存)
- 第2章 抵抗(一七八九〜一九四五年)—ドイツ「固有」の自己主張(フランス革命と新しい「普遍」の登場;欧州勢力均衡とドイツ連邦;ドイツ帝国の勃興と孤立;ドイツ国民国家の共和制的再編;大ドイツ帝国の興亡)
- 第3章 萎縮(一九四五〜一九九〇年)—ドイツ「固有」の自己否定(国家消滅と「修正による再出発;二つの「普遍」大国に従属する東西ドイツ;ドイツ的過去の封印;「六八世代」と「破壊による再出発」;歴史家論争から憲法愛国主義・多文化主義へ)
- 第4章 再生(一九九〇〜二〇二一年)—新しい「普遍」支配と「固有」の復権(「九〇年世代」の登場;「六八年世代」にいよるドイツの大国化;国民的尊厳の再構築;甦る君主制・教会・軍隊の伝統;「知的戒厳令体制」への反抗;「過去の克服」のブーメラン効果;東独の植民地化とオスタルギー)
「BOOKデータベース」 より