中国「国恥地図」の謎を解く

書誌事項

中国「国恥地図」の謎を解く

譚璐美著

(新潮新書, 927)

新潮社, 2021.10

タイトル別名

中国国恥地図の謎を解く

タイトル読み

チュウゴク「コクチ チズ」ノ ナゾ オ トク

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注記

折り込図1枚

参考文献: p234-239

内容説明・目次

内容説明

かつて中国が列強に奪われた領土、すなわち「中国の恥」を描いた地図があるという。その名も「国恥地図」。その実物を手にした筆者は唖然とした。国境線は近隣十八か国を呑み込み、日本をはじめ三か国を切り取り、南シナ海をほぼ囲い込んでいたのだ。こんな地図がなぜ教科書に?誰がなぜ作らせた?なぜ図面に「日本語」が?—執念の調査と取材で数々の謎を解き、中国の領土的野望の起源を明らかにする。

目次

  • 第1章 香港返還後の「国恥地図」ブーム
  • 第2章 小学生の地理教科書に「国恥地図」
  • 第3章 もう一枚の「中華国恥図」が描く南シナ海
  • 第4章 蒋介石が始めた「国恥」教育
  • 第5章 国恥地図になぜ「日本語」が?
  • 第6章 地図には「美」と「科学」と「主張」がある
  • 第7章 金港堂と上海商務印書館による「合併」教科書
  • 第8章 社長暗殺とその後の「国恥地図」
  • 第9章 見るべき五つの国恥地図
  • 第10章 「貧しいときは我慢し、富んだときに復讐する」

「BOOKデータベース」 より

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