ラバウル戦線異状なし : 現地司令長官の回想

書誌事項

ラバウル戦線異状なし : 現地司令長官の回想

草鹿任一著

(中公文庫, [く-30-1])

中央公論新社, 2021.10

タイトル別名

ラバウル戦線異状なし : 我等かく生きかく戦えり

タイトル読み

ラバウル センセン イジョウ ナシ : ゲンチ シレイ チョウカン ノ カイソウ

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注記

底本: 『ラバウル戦線異状なし : 我等かく生きかく戦えり』 光和堂 1976年刊

初版: 1958年刊

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

ガダルカナル撤退後、最前線基地の防備と航空戦の継続という使命を負った草鹿は、補給が途絶えても破損機を修理して航空戦を展開、食料と生活必需品、さらに火薬や魚雷までも自給自足で生産する。また敬愛する山本五十六長官の戦死、陸軍の今村均大将との連携が描かれる。巧みな人材登用によって終戦までを戦い抜いた回顧録。

目次

  • まえがき(戦況のあらまし)
  • 明朗豁達一意邁進
  • 陸海軍の協同戦線
  • 火山研究所と科学者の良心
  • 嗚呼山本元帥
  • 南東方面艦隊の歌
  • 武功抜群
  • 漂流記
  • 気象観測
  • 民政部の人々
  • 洞窟生活(陣地構築)
  • 施設作業の苦労
  • いかもの食い
  • 現地自活
  • 兵器類の製造
  • 教育訓練の問題
  • 医務衛生のはなし
  • 珍客待てども来らず
  • 輸送潜水艦の労苦
  • 鼠輸送、蟻輸送
  • ラバウル海軍航空隊
  • 終戦の憾み

「BOOKデータベース」 より

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