食う、食われる、食いあう : マルチスピーシーズ民族誌の思考
著者
書誌事項
食う、食われる、食いあう : マルチスピーシーズ民族誌の思考
青土社, 2021.10
- タイトル別名
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Eat, consume, symbiose : exploring food systems from the perspectives of multispecies ethnography
食う食われる食いあう : マルチスピーシーズ民族誌の思考
- タイトル読み
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クウ、クワレル、クイアウ : マルチスピーシーズ ミンゾクシ ノ シコウ
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注記
参考文献: 各章末
収録内容
- 人間以上の世界から「食」を考える / 近藤祉秋, 吉田真理子著
- 牡蠣がつくり育てられているとき / 吉田真理子著
- 乳牛とのダンスレッスン / ポール・ハンセン著
- 種苗の産業化で人と野菜の対話は失われるのか / 河合史子, 西川芳昭著
- ウルシと共に生きる / 鈴木和歌奈著
- 破壊された森とヤマアラシの生 / 奥野克巳著
- 嗅ぎあう世界の狩猟と獣害 / 近藤祉秋, 合原織部, 福本純子著
内容説明・目次
内容説明
牡蛎がつくり育てられているとき、ウルシを掻くとき、乳牛とダンスレッスンするとき。気鋭の研究者たちが各地の「食」をめぐる営みをフィールドワークし、科学技術的実践のありかたと再編成される複数種の関係性を浮かび上がらせる。それは、まったく新しいかたちで私たちが「ともに生きる」ことの複雑さに対峙する営為でもあった。文化人類学の複数の研究潮流が合流しながら発展を続ける、マルチスピーシーズ民族誌への招待状。
目次
- 序章 人間以上の世界から「食」を考える
- 第1章 牡蛎がつくり育てられているとき—タスマニアと三重の事例から
- 第2章 乳牛とのダンスレッスン—北十勝の事例から
- 第3章 種苗の産業化で人と野菜の対話は失われるのか—日本の種苗会社四社の事例から
- 第4章 ウルシと共に生きる—関西の二つの山村地域から
- 第5章 破壊された森とヤマアラシの生—マレーシアの事例から
- 第6章 嗅ぎあう世界の狩猟と獣害—九州山地の事例から
「BOOKデータベース」 より