夫婦別姓 : 家族と多様性の各国事情
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書誌事項
夫婦別姓 : 家族と多様性の各国事情
(ちくま新書, 1613)
筑摩書房, 2021.11
- タイトル読み
-
フウフ ベッセイ : カゾク ト タヨウセイ ノ カッコク ジジョウ
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注記
その他の著者: 冨久岡ナヲ, プラド夏樹, 田口理穂, 片瀬ケイ, 斎藤淳子, 伊東順子
年表: p305-309
参考文献: 巻末pi-vii
収録内容
- プロローグ / 栗田路子著
- 英国 すべての人に「生きたい名前で生きる自由」を / 冨久岡ナヲ著
- フランス 多様なカップルの在り方が少子化に終止符 / プラド夏樹著
- ドイツ 別姓が開く女性活躍の道 / 田口理穂著
- ベルギー 家族の姓はバラバラが「普通」 / 栗田路子著
- 米国 慣習を破り姓を選ぶ自由を実現 / 片瀬ケイ著
- 中国 姓は孤立から独立へ、モザイク模様の大国 / 斎藤淳子著
- 韓国 戸籍制度を破棄した、絶対的夫婦別姓の国 / 伊東順子著
- 日本 別姓がなぜ必要なのか、どうしたら実現できるか / 櫻井龍子, 鈴木馨祐, 田代桂子述 ; 栗田路子司会
内容説明・目次
内容説明
夫婦同姓が法律で強制されているのは今や日本のみ。本書では、夫婦別姓も可能な英国・米国・ドイツ、通称も合法化したフランス、別姓が原則の中国・韓国・ベルギーで実体験を持つ筆者達が各国の歴史や法律から姓と婚姻、家族の実情を考察し「選べる」社会のヒントを探る。そして、一向に法案審議を進めない立法、合憲判断を繰り返す司法、世界を舞台とする経済界の視点を交えて、具体的な実現のために何が必要なのかを率直に議論する。多様性を認める社会の第一歩として、より良き選択的夫婦別姓制度を設計するための必読書。
目次
- 第1部 結婚と姓—各国の事情(英国 すべての人に「生きたい名前で生きる自由」を;フランス 多様なカップルの在り方が少子化に終止符;ドイツ 別姓が開く女性活躍の道;ベルギー 家族の姓はバラバラが「普通」;米国 慣習を破り姓を選ぶ自由を実現;中国 姓は孤立から独立へ、モザイク模様の大国;韓国 戸籍制度を破棄した、絶対的夫婦別姓の国)
- 第2部 「選べる」社会の実現に向けて(座談会 日本 別姓がなぜ必要なのか、どうしたら実現できるか)
「BOOKデータベース」 より