書誌事項

小林秀雄の「人生」論

浜崎洋介著

(NHK出版新書, 665)

NHK出版, 2021.11

タイトル別名

小林秀雄の人生論

タイトル読み

コバヤシ ヒデオ ノ ジンセイ ロン

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内容説明・目次

内容説明

誰もが小林秀雄を知っている。だが小林の最大の関心事が何であったかを知る人はいない—。本書はこの状況を打開しつつ、現代の日本人に向けて確かな「生きる指針」を与える。日本最高の知性と呼ばれた小林の活動を三期に分けて、小林自らの問い、「人生いかに生くべきか」への答えが深化し明確になってゆく過程をクリアに描き出すのだ。気鋭の批評家が懇切丁寧に語り下ろす、「小林秀雄・入門講義」にして真正な日本人論。

目次

  • 序章 「人生の教師」という像
  • 第1章 批評とはどんな営みなのか(近代日本が抱えた問題;小林秀雄の半生;いかに「意匠」から自己を守るか)
  • 第2章 自己を支えるものとは何か(「故郷を失う」とはどういうことか;ドストエフスキー論—歴史について;戦争と伝統—「文学と自分」)
  • 第3章 直観を信じるということ(敗戦と「私の人生観」;「美」を求める心—「ゴッホの手紙」から「近代絵画」へ;信じることと知ること—『本居宣長』と「山の人生」)
  • 終章 「栗の樹」はどこにあるのか

「BOOKデータベース」 より

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