たそがれてゆく子さん
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たそがれてゆく子さん
(中公文庫, [い-110-6])
中央公論新社, 2021.11
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タソガレテ ユクコサン
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Note
単行本: 2018年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
親を見送り、子育てを終えたら、夫の介護が待っていた。「ずんずん老いていました」と口火を切り、「更年期は楽しかった」と振り返る。肩、膝、腰は凍りつき、なくす探すをくり返す。もんもんと考え、るると書く。犬どもを従えて荒れ地を歩く。男が一人、老いて死んでいくのを看取るのは、ほんとうによかった。“あたしの今”を記す秀逸なエッセイに、三編の詩を収録。
Table of Contents
- 何も残さず死んでみたい
- 野ざらしを心に今日も枯野ゆき
- 凍りつく肩に膝、腰も頭も
- いつもポケットにうんこ袋
- やり直すったって
- あれからぼくたちは
- 年取ったお婆さんがものすごく年取ったお爺さんを
- 野沢那智だった
- 夫、マジでやばい
- 夫、さらにやばい、そして熊本も〔ほか〕
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