書誌事項

ベースボールと日本占領

谷川建司著

(学術選書, 100)

京都大学学術出版会, 2021.11

タイトル別名

Baseball in occupied Japan : US postwar cultural policy

タイトル読み

ベースボール ト ニホン センリョウ

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注記

原著 (Kyoto University Press, 2021) の日本語版

参考文献表: p296-305

内容説明・目次

内容説明

占領期のアメリカ軍人たちは、戦前の日本人が実は日米野球でベーブ・ルースやルー・ゲーリッグに熱狂した野球愛好者であったことを知る。かつては「理解不能」な存在だった日本人を、米国的な価値観の下、いかに自陣営に組み込もうとしたのか。武道を禁止する一方で野球を普及するスポーツ統制によって、日本人の「心をつかむ」戦いを進めた文化外交政策の実相に迫る。

目次

  • 序論 マッカーサーのスポーツ奨励策
  • 第1章 野球の復興と日米関係
  • 第2章 占領下日本のスポーツ改革
  • 第3章 武士道の延長としての剣道への弾圧
  • 第4章 CIE映画を通じてのスポーツ普及
  • 第5章 VOAラジオ番組におけるジャッキー・ロビンソンのイメージの利用
  • 第6章 映画・雑誌・漫画におけるジャッキー・ロビンソンのイメージの利用
  • 第7章 サンフランシスコ・シールズとコカ・コーラ
  • 終章 スポーツは民主主義促進の役に立ったのか

「BOOKデータベース」 より

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