台湾女性文学の黎明 : 描かれる対象から語る主体へ1945-1949
著者
書誌事項
台湾女性文学の黎明 : 描かれる対象から語る主体へ1945-1949
関西学院大学出版会, 2021.12
- タイトル読み
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タイワン ジョセイ ブンガク ノ レイメイ : エガカレル タイショウ カラ カタル シュタイ エ 1945-1949
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注記
参考文献: p217-225
収録内容
- 張我軍の新詩「乱都之恋」から中国語白話小説「白太太的哀史」まで
- 王昶雄「鏡」試論
- 『胡志明』から『アジヤの孤児』へ
- 楊逵の作品改訂にみる戦後初期台湾の文化再建
- 呉濁流「ポツダム科長」にみえる創られた台湾人「新女性」
- 『台湾新生報』「台湾婦女週刊」に掲載された新詩の意味
- 陳蕙貞『漂浪の小羊』に描かれた女性たち
内容説明・目次
目次
- 第1部 描かれる「台湾女性」—日本統治期台湾新文学のテーマとして(張我軍の新詩「乱都之恋」から中国語白話小説「白太太的哀史」まで—台湾新文学と婦女問題;王昶雄「鏡」試論—決戦時期台湾における自己探求の物語)
- 第2部 失われた「台湾女性」—戦後初期の文化再建のなかで(『胡志明』から『アジヤの孤児』へ—改編の意味を戦後の文脈から考える;楊逵の作品改訂にみる戦後初期台湾の文化再建;呉濁流「ポツダム科長」にみえる創られた台湾人「新女性」)
- 第3部 あらわれた「台湾女性」—戦後島外からおし寄せた力のもとに(『台湾新生報』『台湾婦女週刊』に掲載された新詩の意味;陳〓貞『漂浪の小羊』に描かれた女性たち)
「BOOKデータベース」 より