徳田秋聲と「文学」 : 可能性としての小説家

書誌事項

徳田秋聲と「文学」 : 可能性としての小説家

大木志門著

鼎書房, 2021.11

タイトル別名

徳田秋聲と文学: 可能性としての小説家

タイトル読み

トクダ シュウセイ ト ブンガク : カノウセイ トシテノ ショウセツカ

大学図書館所蔵 件 / 38

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

近代文学の諸断面との関わりから考える秋聲文学の可能性、そして作家研究の新たなる地平。

目次

  • 第1部 秋聲と「文学」の揺らぎ—「代作」と「家庭小説」を中心に(秋聲旧蔵原稿『鐘楼守』から見る明治の文壇;「代作」から考える—尾崎紅葉・徳田秋聲による雑報記事「臙脂虎」をめぐって;「初恋」の女性と初期「家庭小説」;秋聲の「ニーチェ問題」再考—『換菓篇』の「不敬」事件)
  • 第2部 秋聲と「文学」の定立—「自然主義」と「自己表象」を中心に(「自然主義」と「私小説」が交差するところ;徳田秋聲と田山花袋における「文体」の生成;「お化」を出さない文学—秋聲と鏡花から見る日露戦後の文学;「黴」の中の「リップ・ヴァン・ウィンクル」)
  • 第3部 秋聲と「文学」の継承—前文学館運動との関わりから(「非常時」の“文学館運動”と秋聲、藤村;文学の「記憶装置」としての「家」—子規、漱石、秋聲の居宅保存運動)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ