歪められたデモクラシー : 意見、真実、そして人民

書誌事項

歪められたデモクラシー : 意見、真実、そして人民

ナディア・ウルビナティ [著] ; 鵜飼健史訳

岩波書店, 2021.12

タイトル別名

Democracy disfigured : opinion, truth, and the people

歪められたデモクラシー : 意見真実そして人民

タイトル読み

ユガメラレタ デモクラシー : イケン シンジツ ソシテ ジンミン

注記

原著 (Harvard University Press, 2014) の全訳

内容説明・目次

内容説明

深刻化する不平等やポピュリズムの拡大のなか、デモクラシーはいかにして再生可能か。民主主義の基本原理は意志(制度や選挙)と意見(手続きの外の政治的議論)の「二頭政」にあり、人民による意見の軽視こそ現代の危機の根本原因であると説く。政治思想史への深い理解と、最先端の理論を駆使した鋭敏な現状分析が交差する、著者の代表的著作。

目次

  • 序論
  • 第1章 デモクラシーの二頭政(民主的な手続きの価値と維持;民主的な二頭政とは何か? ほか)
  • 第2章 非政治的なデモクラシー(非政治的なものの神話;内側からの批判 ほか)
  • 第3章 ポピュリズム的な権力(社会運動とポピュリズム;ポピュリズムを紹介する ほか)
  • 第4章 観衆のプレビシットと受動性の政治(人民へのアピール;プレビシットとは何か? ほか)
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

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