そして陰謀が教授を潰した : 青山学院春木教授事件四十五年目の真実
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書誌事項
そして陰謀が教授を潰した : 青山学院春木教授事件四十五年目の真実
(小学館文庫, は22-1)
小学館, 2022.1
- タイトル読み
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ソシテ インボウ ガ キョウジュ オ ツブシタ : アオヤマ ガクイン ハルキ キョウジュ ジケン 45ネンメ ノ シンジツ
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注記
「老いぼれ記者魂」(幻戯書房 2018年刊)の改題,加筆修正
文献:p361〜363
内容説明・目次
内容説明
「先生は両手で私の首を絞め、気がついた時には私の肌着は引き裂かれ、暴行を受けたあとでありました」青山学院法学部・春木猛教授は、教え子への強制猥褻・強姦致傷の容疑で訴えられ逮捕される。懲役三年の実刑が確定したが、終生「冤罪」を訴え、無念のまま亡くなった—。事件当時社会部記者だった著者は、教授の周囲を蠢く複雑怪奇な人間関係にどこかきな臭いものを感じ、入手した膨大な資料の整理を地道に重ねていく。教授が起こしたのは事件なのか、仕組まれた罠なのか。執念の取材の果てに辿り着いた事件の「真実」とは(解説・姫野カオルコ)。
目次
- プロローグ
- 第1章 発火(繰り返される内紛;年間百人以上の情実入学 ほか)
- 第2章 波紋(証拠物件;告訴 ほか)
- 第3章 証言(保釈と手記;A・T子に対する検察官の訊問 ほか)
- 第4章 展開(社会派作家・石川達三;「裁判官全員一致」 ほか)
- 第5章 時間(地上げの帝王;愛人と豪邸と銃弾 ほか)
- エピローグ
「BOOKデータベース」 より