メディオーム : ポストヒューマンのメディア論

書誌事項

メディオーム : ポストヒューマンのメディア論

吉田健彦著

共和国, 2021.12

タイトル別名

Mediome : media+ome

タイトル読み

メディオーム : ポストヒューマン ノ メディアロン

内容説明・目次

内容説明

きみは神になりたいのか?そして、人間は、人文学は、いかに回復可能なのか?われわれは既に「これからの人間」として生きているのに、なぜこれほどまでに現代社会に適応できず、存在することの不安に苦しんでいるのだろう。気鋭の研究者が「他者」と「技術」を批判的媒介として探求する“存在論的メディア論”。

目次

  • 第1章 閉じていく世界(他者;欲望の二重らせん;全体性とメディア;貫通;プンクトゥム;イコンと肖像画;世界のデジタル化;環境化するメディア技術;計数的な自然と存在の地図化;デジタルスティグマジー)
  • 第2章 世俗的な神(メタプログラム的世界観;テクノロジー無謬説とテクノデモクラシー;仮想化批判の仮想性;身体の喪失と残忍さ;個人認証;3Dプリンタから世俗的な神へ;人新世;誰が人新世を見届けるのか;ポストヒューマンの人文学)
  • 第3章 別様の未来(除去可能性ノイズ;存在論的ノイズ;デジタル化される生命観;マイクロバイオームから他者原理へ;脳死者と人間の条件;語り出す石;信頼;メディオーム;バイオアート、木、そして全体性;memento mori)

「BOOKデータベース」 より

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