南シナ海問題の構図 : 中越紛争から多国間対立へ

書誌事項

南シナ海問題の構図 : 中越紛争から多国間対立へ

庄司智孝著

名古屋大学出版会, 2022.1

タイトル別名

Territorial disputes in the South China Sea : approaches of ASEAN, Vietnam, and the Philippines

タイトル読み

ミナミシナカイ モンダイ ノ コウズ : チュウエツ フンソウ カラ タコクカン タイリツ エ

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注記

参考文献: p300-316

南シナ海問題に関する年表: p317-319

内容説明・目次

内容説明

米中対立をこえて。国際政治の焦点となった危機の構造を、主要な当事者であるベトナム・フィリピンやASEANの動向をふまえて解明、大国間関係のなかで見過ごされた紛争の力学を浮かび上がらせ、その行方を新たな視点で展望する。

目次

  • 序章 南シナ海問題とは何か—ASEANとベトナム・フィリピンの視点
  • 第1章 南シナ海問題の発生(前史〜1990年代半ば)
  • 第2章 南シナ海の「凪」(1990年代半ば〜2000年代半ば)—中国の「微笑外交」
  • 第3章 南シナ海問題の再燃(2000年代半ば〜10年代半ば)
  • 第4章 対中関係安定化の模索—ベトナムの対応(1)
  • 第5章 対米安全保障協力の強化—ベトナムの対応(2)
  • 第6章 ASEAN、ミドルパワー、そして自助努力—ベトナムの対応(3)
  • 第7章 フィリピンの対応—アキノ政権の対決姿勢
  • 第8章 南シナ海問題の変容(2010年代半ば〜現在)
  • 終章 南シナ海問題の構図—総括と展望

「BOOKデータベース」 より

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