「やりがい搾取」の農業論
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書誌事項
「やりがい搾取」の農業論
(新潮新書, 935)
新潮社, 2022.1
- タイトル別名
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やりがい搾取の農業論
- タイトル読み
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ヤリガイ サクシュ ノ ノウギョウロン
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注記
参考文献: p178-183
内容説明・目次
内容説明
「日本社会の食糧生産係」の役割をふられた戦後の農業界では、「豊作貧乏」が常態化していた。どんなに需要が多くても、生産物の質を上げても、生まれた「価値」は農家の手元に残らなかった。しかし、いまや食余りの時代である。単なる「食糧生産係」から脱し、農家が農業の主導権を取り戻すためには何をすればいいのか。民俗学者にして現役農家の二刀流論客が、日本農業の成長戦略を考え抜く。
目次
- 第1章 構造化された「豊作貧乏」
- 第2章 農家からの搾取の上に成り立つ有機農業
- 第3章 植物工場も「農業」である
- 第4章 日本人の仕事観が「やりがい搾取」を生む
- 第5章 ロマネ・コンティに「美味しさ」は必要ない
- 第6章 金にならないものこそ金にせよ
「BOOKデータベース」 より