コレクションとアーカイヴ : 東アジア美術研究の可能性

書誌事項

コレクションとアーカイヴ : 東アジア美術研究の可能性

板倉聖哲, 塚本麿充編

勉誠出版 (発売), 2021.12

タイトル別名

東亞美術研究的可能性 : 收藏與圖像檔案庫

タイトル読み

コレクション ト アーカイヴ : ヒガシアジア ビジュツ ケンキュウ ノ カノウセイ

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注記

その他のタイトルは巻末の中文摘要による

収録内容

  • 東洋文化研究所東アジア美術研究室半世紀の歩み : 『中国絵画総合図録』三編完結まで / 板倉聖哲著
  • 正倉院宝物と中国の死後世界 / ユキオ・リピット, 呂晨晨著
  • 唐絵研究の可能性 : 半島由来絵画を中心に / 井手誠之輔著
  • 二十世紀前期の文物調査と中国美術史の発展 / 石守謙著 ; 飛田優樹訳
  • 受戒と仏像 / 長岡龍作著
  • 唐宋画牛考 / 竹浪遠著
  • 宋帝后画像について : 東アジア中世の帝王画像における宗教性と世俗性 / 陳韻如著 ; 前田佳那訳
  • 後堀河院の絵巻制作と蓮華王院宝蔵 / 増記隆介著
  • 浄土五祖像の成立をめぐって / 朝賀浩著
  • 惟肖得巌賛李白観瀑図試論 : 馬遠派観瀑図の受容 / 救仁郷秀明著
  • 洞天福地への旅 : 明代蘇州における旅行絵画の一側面 / 植松瑞希著
  • 東アジア絵画史の視点から考える花鳥画研究 : 呂紀と沈銓・南蘋派を例に / 黄立芸著 ; 植松瑞希訳
  • アーカイヴとしての狩野派模本 / 田沢裕賀著
  • 中国近代と仏教絵画 : 金石から人物表現、アジア認識へ / 塚本麿充著
  • 「旧王孫」が紡いだ詩画の縁 : 溥儒と須磨弥吉郎、そして伊藤紫虹の「合作」について / 呉孟晋著

内容説明・目次

内容説明

世界中に散在する東アジアの美術作品を体系的に捉えるためには、画像はもとより、その所在情報、そして、その作品を含むコレクションの来歴などを、アーカイヴとして整備し、研究のプラットフォームを作り上げていくことが不可欠である。半世紀に及ぶ継続事業を経て、近年三編の完結を見た『中国絵画総合図録』は、その先駆的な営為として特筆すべきものである。アーカイヴ構築のために先人はどのように考え、行動してきたのか。これからのデジタル・アーカイヴの時代にどのように対応し、展開していくのか。東アジア美術研究を領導する豪華執筆陣による論考を収載。コレクションとアーカイヴの連環がもたらす最先端の研究視角を鮮やかに提示する。

目次

  • 1 東アジア美術研究・過去から未来へ—コレクションとアーカイヴ(東洋文化研究所東アジア美術研究室半世紀の歩み—『中国絵画総合図録』三編完結まで(附 参考資料 歴代教授履歴業績);正倉院宝物と中国の死後世界;唐絵研究の可能性—半島由来絵画を中心に;二十世紀前期の文物調査と中国美術史の発展)
  • 2 東アジア美術研究の現在(受戒と仏像;唐宋画牛考;宋帝后画像について—東アジア中世の帝王画像における宗教性と世俗性;後堀河院の絵巻制作と蓮華王院宝蔵;浄土五祖像の成立をめぐって ほか)

「BOOKデータベース」 より

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