村上春樹とフィクショナルなもの : 「地下鉄サリン事件」以降のメタファー物語論

書誌事項

村上春樹とフィクショナルなもの : 「地下鉄サリン事件」以降のメタファー物語論

芳川泰久著

幻戯書房, 2022.2

タイトル別名

村上春樹とフィクショナルなもの : 地下鉄サリン事件以降のメタファー物語論

タイトル読み

ムラカミ ハルキ ト フィクショナルナ モノ : チカテツ サリン ジケン イコウ ノ メタファー モノガタリロン

大学図書館所蔵 件 / 38

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

地下鉄サリン事件を起こした麻原彰晃へ、小説家としての「負い目」を感じる村上春樹—『アンダーグラウンド』以降、どのようにこれを払拭するのか?『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』をメタファー物語論で読み解き、村上春樹の新たな挑戦と試みを差し出す画期的な論考。

目次

  • 第1章 アクチュアルかフィクショナルか—大江健三郎の批判がもたらしたもの
  • 第2章 小説家の負い目—麻原彰晃に負けた村上春樹
  • 第3章 メタファー・ゲームとしての物語
  • 第4章 華やぐメタファー—『海辺のカフカ』を読む1
  • 第5章 量子論的な不可能性をどう回避するか—『海辺のカフカ』を読む2
  • 第6章 1Q84年あるいは月が二つ浮かぶ世界—『1Q84』を読む1
  • 第7章 メタファーと物語のモーメント—『1Q84』を読む2
  • 第8章 二つの障害「騎士団長」の出現と「秋川まりえ」の失踪—『騎士団長殺し』を読む1
  • 第9章 消滅と出現のメタファー・ゲーム—『騎士団長殺し』を読む2
  • 第10章 記号操作からメタファー構造へ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC12562061
  • ISBN
    • 9784864882415
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    222p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ