宝塚 : 変容を続ける「日本モダニズム」
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書誌事項
宝塚 : 変容を続ける「日本モダニズム」
(岩波現代文庫, 学術 ; 442)
岩波書店, 2022.2
- タイトル別名
-
宝塚 : 変容を続ける日本モダニズム
宝塚 : 消費社会のスペクタクル
- タイトル読み
-
タカラズカ : ヘンヨウ オ ツズケル「ニホン モダニズム」
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注記
「宝塚 : 消費社会のスペクタクル」(講談社選書メチエ, 1999.1刊) を増補・改訂、改題
関連略年表: p471-479
内容説明・目次
内容説明
産業社会・消費社会の感性を表象するスペクタクルと、そこから剥離するノスタルジアの物語—。モダニズムの時代に誕生し、百年の歴史を誇る宝塚歌劇団は、性差を越え、性愛の枠組みを揺るがすスペクタクルの毒と、日常のなかには求めても得られない希望や愛や信頼の物語とのセットとして独自の進化を遂げた。底本を大幅に増補・改訂したこの岩波現代文庫版は、宝塚から近代日本の演劇史を鮮やかに浮かび上がらせる野心的試みである。
目次
- プロローグ “宝塚”で読む近代
- 第1章 宝塚歌劇誕生—博覧会の時代
- 第2章 「清く、正しく、美しく」の成立
- 第3章 モダニズムとノスタルジア
- 第4章 女を演じる女・男を演じる女—舞台表現とジェンダー
- 第5章 変貌する物語—宝塚の戦争と平和
- 第6章 宝塚の新世紀のために
- コロナ禍の宝塚歌劇日記—岩波現代文庫版エピローグ
「BOOKデータベース」 より