「使い捨てられる教師たち」の知られざる実態 : 非正規教員の研究

書誌事項

「使い捨てられる教師たち」の知られざる実態 : 非正規教員の研究

佐藤明彦著

時事通信出版局 , 時事通信社 (発売), 2022.2

タイトル別名

非正規教員の研究 : 「使い捨てられる教師たち」の知られざる実態

使い捨てられる教師たちの知られざる実態 : 非正規教員の研究

タイトル読み

ツカイステラレル キョウシ タチ ノ シラレザル ジッタイ : ヒセイキ キョウイン ノ ケンキュウ

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注記

引用・参考文献: p165-167

内容説明・目次

内容説明

非正規教員が今、増え続けている。その数は今や全国で10万人以上に上り、全体に占める割合も2割に迫ろうとしている。特に、過去15年ほどの急激な増加には響かされる。グラフだけを見れば、10年後には3〜4割が非正規となっても不思議ではない。多くの人が憧れを抱き、「専門職」と言われる教師という職業に、一体何が起きているのか。仕事も能力も正規教員と変わらないのに「使い捨て」、10年前を境に人数や割合の詳細も「ブラックボックス」、教員の奮闘を知る教育ジャーナリストが「誰も書かない闇」に迫る!

目次

  • 第1章 非正規教員という「沼」(非正規の仕事が忙しすぎて筆記試験で大学生に競り負ける;同じ仕事内容でも非正規の新人には「初任者研修」がない ほか)
  • 第2章 公にされていない非正規教員の実数を探る(教員の雇用形態はざっくり5つに分けられる;文科省が非正規教員の実数の統計を取っていたのは約10年前まで ほか)
  • 第3章 非正規教員の増加でもたらされる問題は何か(「同一労働同一賃金」の問題—法の網にひっかからない非正規教員;民間で非正規の正規化が進むもう一つの理由 ほか)
  • 第4章 なぜ自治体は非正規教員の採用を増やしてきたのか(自治体が非正規の割合を増やし続けてきた理由;正規教員の採用数を決めることの難しさ ほか)
  • 第5章 改善に向けてどのような政策が必要か(義務教育国庫負担金の負担率引き上げ;学校に配置する教員数の厳格化 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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