ローリーの『シンシア』 : 悲しみを吸う蜜蜂
著者
書誌事項
ローリーの『シンシア』 : 悲しみを吸う蜜蜂
水声社, 2022.3
- タイトル別名
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ローリーのシンシア : 悲しみを吸う蜜蜂
- タイトル読み
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ローリー ノ『シンシア』 : カナシミ オ スウ ミツバチ
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注記
ローリー年譜: p309-316
主な参考書: p317-321
内容説明・目次
内容説明
16世紀イギリスの武人にして詩人ウォルター・ローリーは、女王エリザベス1世(=シンシア)の寵愛をえたが、突然それを失い、ロンドン塔収監という失意のなかで、中篇詩『シンシア』を書きはじめ、女王への諷刺と讃美を織り混ぜながら、最後は悲哀を絶対愛に昇華させようとした。19世紀に偶然発見されて以来論争の的となってきたこの問題詩の新しい読み方を、読みやすい邦訳と詳細な評釈とともに提唱する刮目の書。
目次
- 序説
- 第1部 『シンシア』—悲しみを吸う蜜蜂(訳と評釈;結末部の詩;予告と展開—構想をたどる;動機)
- 第2部 『続シンシア』その他—人骨につく苔・苦しみ(『シンシア』まで;『続シンシア』その他;『アン王妃への請願』(一六〇三))
- 結語
「BOOKデータベース」 より