作田啓一の文学/社会学 : 捨て犬たちの生、儚い希望

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作田啓一の文学/社会学 : 捨て犬たちの生、儚い希望

佐藤裕亮著

晃洋書房, 2022.2

Other Title

作田啓一の文学社会学 : 捨て犬たちの生儚い希望

Title Transcription

サクタ ケイイチ ノ ブンガク/シャカイガク : ステイヌ タチ ノ セイ、ハカナイ キボウ

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Note

参考文献: 巻末p3-8

博士論文『作田啓一の「文学社会学」的実践についての研究 : 落伍者とユートピア』(2020年度, 立教大学大学院)に若干の加筆・修正をしたもの

Contents of Works

  • 作田啓一の"分裂"、あるいは「文学/社会学」という学術的営為
  • 「日本社会」という謎
  • ユートピアとしての〈過去〉
  • 種子を蒔く人
  • 「楽園喪失」の再検討
  • 瞬間・隙間・偶然性
  • 「死〈にゆく〉者」、あるいは天使
  • 結論にかえて

Description and Table of Contents

Description

戦後の日本社会学界を牽引した作田啓一。彼はなぜ文学や哲学などの社会学の外部を参照し続けたのか。その仕事は、社会学という知に何をもたらすのか。半世紀以上に渡る作田の軌跡を辿り直すことで、その思想のアクチュアリティを問う。

Table of Contents

  • 序章 作田啓一の“分裂”、あるいは「文学/社会学」という学術的営為
  • 第1章 「日本社会」という謎—“アノミーと欲望の問題系”と、“罪と赦しの問題系”
  • 第2章 ユートピアとしての“過去”—ルソーにおける「楽園喪失」のヴィジョン
  • 第3章 「種子を蒔く人」—“未来”としての“子どもたち”
  • 第4章 「楽園喪失」の再検討—デュルケムとラカン理論
  • 第5章 瞬間・隙間・偶然性—“他者”の現れる時‐空間
  • 第6章 「死(にゆく)者」、あるいは天使—作田啓一の晩年の思想
  • 結論にかえて—儚い希望の社会学

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