漱石最後の「笑い」 : 『明暗』の凡常
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書誌事項
漱石最後の「笑い」 : 『明暗』の凡常
(南山大学学術叢書)
新典社, 2022.3
- タイトル別名
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漱石最後の笑い : 明暗の凡常
- タイトル読み
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ソウセキ サイゴ ノ「ワライ」 : 『メイアン』ノ ボンジョウ
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内容説明・目次
内容説明
“喜劇”としての『明暗』。“弛緩剤”としての清子とは。『明暗』はどんな人間世界を描いたのか、今どう見えるのか。漱石の遺作が豊饒な滑稽小説として、生き生きと動きだす。
目次
- 第1章 一〇〇年の“笑い”(美男子物語の“遅延”;“暗い漱石” ほか)
- 第2章 津田の“ゆるみ”(「医者」で始まる話;“ちっぽけな人間” ほか)
- 第3章 お延の“自負”(手術当日;劇場行き ほか)
- 第4章 「愛の戦争」(小林来訪、お秀と堀;病院での対決 ほか)
- 第5章 『明暗』の“凡常”(清子とは何か?;「ツマラン坊」津田 ほか)
「BOOKデータベース」 より