米中経済摩擦の政治経済学 : 大国間の対立と国際秩序

書誌事項

米中経済摩擦の政治経済学 : 大国間の対立と国際秩序

中本悟, 松村博行編著

晃洋書房, 2022.3

タイトル別名

The political economy of the US-China economic friction

米中 : 経済摩擦の政治経済学

タイトル読み

ベイチュウ ケイザイ マサツ ノ セイジ ケイザイガク : タイコクカン ノ タイリツ ト コクサイ チツジョ

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注記

文献あり

収録内容

  • 本書の課題 / 中本悟著
  • アメリカン・グローバリゼーションと中国経済体制 : 米中貿易の国際的枠組みと国内的基盤 / 板木雅彦著
  • 米中間における貿易不均衡の構造 : アジア太平洋地域における国際分業と企業行動 / 田村太一著
  • 付加価値貿易から見た米中貿易 : もう1つの「国際分業」の形 / 小山大介著
  • 大国の食料貿易 : 食料安全保障と世界的なインパクト / 千葉典, 渡邉英俊著
  • 自由な越境移転か,ローカライゼーションか : 「データ」をめぐる米中の角逐 / 森原康仁著
  • 中国のハイテク産業と技術の現状 : 米中ハイテク摩擦と半導体産業の技術デカップリング / 近藤信一著
  • 科学技術領域にみる米中対立の構図 : 相互依存からデカップリングへの転換はなぜ生じたのか / 松村博行著
  • 米中経済のデカップリングとアメリカ製造業の「復活」 : サプライチェーンの再構築と国内回帰 / 井上博著
  • 米中関係の現段階 : 中国の国際秩序変更者としての台頭とアメリカの「強硬な関与政策」 / 中川涼司著
  • 「一帯一路」と受け入れ途上国 : 援助か「債務の罠」か / 井出文紀著
  • 米中2つの資本主義体制の経済摩擦 : その構造と日本の課題 / 中本悟著

内容説明・目次

内容説明

大国間の対立と国際秩序、相互依存と激しい対立のゆくえ、そして日本。2つの大国の相互依存の深化は、グローバル・サプライチェーンを発展させた。しかし、政治・経済・安全保障の分野の激しい摩擦と対立は、世界経済を不安定化させている。本書は両大国の相互依存と対立の構造を政治経済学的に分析し、米中経済摩擦と国際秩序のゆくえを探る。

目次

  • 第1部 米中貿易の解明—相互依存の深化(アメリカン・グローバリゼーションと中国経済体制—米中貿易の国際的枠組みと国内的基盤;米中間における貿易不均衡の構造—アジア太平洋地域における国際分業と企業行動;付加価値貿易から見た米中貿易—もう1つの「国際分業」の形;大国の食料貿易—食料安全保障と世界的なインパクト)
  • 第2部 激化する技術・知的財産をめぐる覇権争い—「中国脅威」「デカップリング」の醸成(自由な越境移転か、ローカライゼーションか—「データ」をめぐる米中の角逐;中国のハイテク産業と技術の現状—米中ハイテク摩擦と半導体産業の技術デカップリング;科学技術領域にみる米中対立の構白—相互依存からデカップリングへの転換はなぜ生じたのか;米中経済のデカップリングとアメリカ製造業の「復活」—サプライチェーンの再構築と国内回帰)
  • 第3部 米中の大国間対立と国際秩序—米中対立の国際的波及(米中関係の現段階—中国の国際秩序変更者としての台頭とアメリカの「強硬な関与政策」;「一帯一路」と受け入れ途上国—援助か「債務の罠」か;米中2つの資本主義体制の経済摩擦—その構造と日本の課題)

「BOOKデータベース」 より

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