共に在ること : 会話と社交の倫理学
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共に在ること : 会話と社交の倫理学
岩波書店, 2022.2
- タイトル読み
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トモニ アル コト : カイワ ト シャコウ ノ リンリガク
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内容説明・目次
内容説明
コミュニケーションとは意思の伝達でしかないのだろうか。これまでの哲学的なコミュニケーションの理論は、会話という普遍的な現象を正当に扱いえていたのだろうか。こうした問題意識にもとづいて、「対話」や「熟議」以前の、「おしゃべり」に代表される「会話」と、それに支えられる「社交」についてあえて「目線を低く」して考察する。人類学や社会学、言語学の成果を踏まえつつ、「平等」「共生」の手前にある「対等」「共在」の倫理学の構築をめざす新しい試み。
目次
- 第1部 会話の哲学(哲学と会話—その不幸な関係;コミュニケーションは伝達ではない—コードモデルとその限界;コミュニケーションの推論モデル—関連性理論;コミュニケーションと意図の再現—デリダと言語行為論;デイヴィドソンと言語)
- 第2部 社交の倫理学(社交の思想家たち;だれがどこで会話をするのか?;無知と寛容と信頼と;共在の倫理学へ向けて)
「BOOKデータベース」 より