イスラーム教育改革の国際比較
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イスラーム教育改革の国際比較
東信堂, 2022.2
- タイトル別名
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International comparison of re‐formings of Islamic education
- タイトル読み
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イスラーム キョウイク カイカク ノ コクサイ ヒカク
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注記
参考文献あり
収録内容
- アラブ首長国連邦における「イスラーム教育」科目改革に関する考察 / 中島悠介著
- バングラデシュの宗教教育改革 / 日下部達哉著
- インドネシアにおけるイスラーム教育改革 / 服部美奈著
- ウズベキスタンにおけるイスラーム教育改革 / 河野明日香著
- ブルキナファソにおけるイスラーム改革主義運動 / 清水貴夫著
- 村の発展を目指した「良いムスリム」を育てる教育改革 / 黒川智恵美著
- 「健全な社会統合」のためのイスラーム教育? / 見原礼子著
- 識字教育からムスリムの教育ニーズを捉える / 丸山英樹著
内容説明・目次
内容説明
時代の変化に則した「ムスリムネス」を模索し続けるマドラサの試行錯誤。—緻密なフィールドワークからその多様性を描く!イスラーム共同体(ウンマ)としての越境的つながりと、近代国民国家という制度枠組みとの間でせめぎ合いながら、イスラーム復興運動は今日に続く。特に教育分野は、西欧的な政教分離原則の影響下にある国や、イスラームが国教と定められている国など、「イスラーム」の位置づけが国や地域によって様々であるがゆえ、「改革」の様相は多岐にわたる—。UAE、バングラデシュ、インドネシア、ウズベキスタン、ブルキナファソ、モロッコ、ベルギーの各事例から、学校教育などのフォーマルな領域/モスクなどインフォーマルな領域の中で営まれるイスラーム教育の多様な実態を描いた一冊。
目次
- 1章 アラブ首長国連邦における「イスラーム教育」科目改革に関する考察—「道徳教育」との関係性を手掛かりに
- 2章 バングラデシュの宗教教育改革
- 3章 インドネシアにおけるイスラーム教育改革—制度化されない教育の伝統のゆくえ
- 4章 ウズベキスタンにおけるイスラーム教育改革—イスラーム復興と「寛容な世俗教育」の連関に着目して
- 5章 ブルキナファソにおけるイスラーム改革主義運動
- 6章 村の発展を目指した「良いムスリム」を育てる教育改革—モロッコ農村観光地の事例より
- 7章 「健全な社会統合」のためのイスラーム教育?—ベルギーの動向に着目して
- コラム 識字教育からムスリムの教育ニーズを捉える
- 終章 まとめ
「BOOKデータベース」 より