ねじ曲げられた桜 : 美意識と軍国主義

書誌事項

ねじ曲げられた桜 : 美意識と軍国主義

大貫恵美子著

(岩波現代文庫, 学術 ; 446)

岩波書店, 2022.3

タイトル読み

ネジマゲラレタ サクラ : ビイシキ ト グンコク シュギ

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注記

2003年4月刊の文庫化

内容説明・目次

内容説明

日本の将来を担うべき多数の若者が、特攻機に搭乗して海の藻くずと消えていった—「桜が散るように」。為政者は桜の美しさを、ナショナリズム高揚と戦争遂行に利用したのだ。下巻では、国家と国民のあいだに起こった「相互誤認」を、学徒特攻隊員の日記をきめ細かに分析して証明する。象徴人類学の見事な成果。

目次

  • 第3部(「運命を選ぶ自由」—特攻隊の成り立ち;特攻隊員の手記)
  • 第4部(国家ナショナリズムとその「自然化」の過程;グローバルな知的潮流を源泉とする愛国心;幹を曲げられた桜)

「BOOKデータベース」 より

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