攘夷と開化 : 一八六〇年代から日清戦争まで

書誌事項

攘夷と開化 : 一八六〇年代から日清戦争まで

吉野誠責任編集 ; 林雄介編集協力

(原典朝鮮近代思想史, 2)

岩波書店, 2022.3

タイトル別名

攘夷と開化 : 1860年代から日清戦争まで

攘夷と開化 : 一八六〇年代から日清戦争まで

タイトル読み

ジョウイ ト カイカ : 1860ネンダイ カラ ニッシン センソウ マデ

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年表: 巻末p1-5

内容説明・目次

内容説明

本巻は、欧米列強の侵攻が現実のものとなった一八六〇年代から九四年の日清戦争開始までを扱う。伝統的な東アジアの国際秩序が変容を迫られるなか、清が朝鮮との宗属関係の再編を図る一方、日本は朝鮮侵略の一歩をふみだした。朝鮮では、鎖国攘夷政策と開国・開化政策がせめぎ合う中で、壬午軍乱、甲申政変が起こり、内政・外交のあり方をめぐって模索がつづけられた。また、民乱が続発し、東学が勢力を拡大、甲午農民戦争への動きが醸成されていった。このような模索の時代を代表する衛正斥邪思想、開化思想の史料など七〇点を収録。

目次

  • 1 鎖国攘夷と開国(欧米艦隊の侵攻と衛正斥邪思想;江華島事件と日朝修好条規の締結;黄遵憲『朝鮮策略』と対欧米開国問題)
  • 2 開化思想の形成と分化(日本視察団の報告と開化上疏;欧米諸国との条約締結と対清関係;壬午軍乱と日清の出兵 ほか)
  • 3 日清の対立と改革の構想(外交の模索;小国の自立;富強の道 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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