認知言語学の未来に向けて : 辻幸夫教授退職記念論文集

書誌事項

認知言語学の未来に向けて : 辻幸夫教授退職記念論文集

菅井三実, 八木橋宏勇編

開拓社, 2022.3

タイトル読み

ニンチ ゲンゴガク ノ ミライ ニ ムケテ : ツジ ユキオ キョウジュ タイショク キネン ロンブンシュウ

大学図書館所蔵 件 / 60

この図書・雑誌をさがす

注記

辻幸夫先生略歴・主要著作目録: p389-397

文献あり

収録内容

  • 言語横断的に見た日本語動詞「なる」の生態(中間報告) / 池上嘉彦著
  • 文学表現における描写の諸相 : 自然描写・情景描写を中心に / 山梨正明著
  • 日英語の周辺的他動詞構文と事態認知モデル / 村尾治彦著
  • 日英語のエビデンシャリティの理論的位置づけに関する覚書 / 黒滝真理子著
  • 日中両言語における分裂構文と「のだ」構文のネットワーク : 構文文法・言語類型論の観点から / 堀江薫, 楊竹楠著
  • タ形による感情表出と視点 / 田村敏広著
  • えんえんと喋るV on about NP構文 : 活躍する「響き」の記憶 / 平沢慎也著
  • the reason ... is because ...パターンにみる「地」を強化する「図」の機能 / 八木橋宏勇著
  • フレームに基づく類義語・多義語の分析 / 籾山洋介著
  • フレーム意味論による出会いと別れの挨拶語の分析 / 松本曜著
  • 「っぱなし」の意味分析 / 鷲見幸美著
  • 「感覚」と「気分」の意味論 : 単純語及び複合名詞後項要素としての使用 / 野田大志著
  • カテゴリー化と意味 : 規範的な辞書の意味と生きている意味 / 古本英晴著
  • 知覚と意味の関係についての一考察 : 空と絵はなぜ同じように「きれい」なのか / 佐治伸郎著
  • カウンセリングのことばに見る認知言語学的世界観 / 早瀬尚子著
  • Building Social Relationships through Initial Collaborative Activities for Young Children / Chie Fukada著
  • フレームと言語獲得 : 機能主義的言語獲得論再考 / 篠原俊吾著
  • 認知言語学と「捉え方」 : 英語教育への提案 / 町田章著
  • 神経心理学からみた言語の身体性 : 語の意味処理に関して / 大槻美佳著
  • 言語と笑い : ジョークによって開示される個別言語の思考の型とその反省 / 大月実著
  • 君の名は、私の名は : 発話参与者標示とその概念化様式の類型研究序論 / 小熊猛, 井筒勝信著
  • メディア・スポーツと言語学 / 多々良直弘著
  • ヘッジ表現における読み手の概念形成への影響について : サルベージ条項を例に / 丸山修平著
  • 個別言語の記述と言語間の比較、そのアプローチ : 言語の多様性と普遍性 / 古賀裕章著
  • 言語処理研究から見えてきた自然言語の姿 / 金丸敏幸著
  • 18世紀書簡の進行形と状態性 / 樋口万里子著
  • 言語理論における「階層性」 / 谷口一美著
  • ロゴスからピュシスへ : 言葉の命を求めて / 吉村公宏著
  • 認知言語学との四半世紀、そしてこれから / 篠原和子著
  • 認知心理学における比喩研究 / 楠見孝著
  • 埋もれた名著 : 高部伸夫著『広告コピーのレトリック : その発想と表現技術』を読む / 森雄一著
  • 認知言語学のさらなる学際化をめざして / 菅井三実著
  • 辻幸夫さんとその時代 / 井上逸兵著

内容説明・目次

内容説明

本書は、認知科学や神経心理学を含む広い視野から認知言語学の発展に貢献されてきた辻幸夫先生が慶應義塾大学の定年を迎えるにあたり「認知言語学の未来」を見据えて編まれた記念論文集である。認知言語学が持つ学際性を活かし、構文研究や意味分析、比喩研究、社会言語学的考察、神経心理学的研究、哲学的アプローチ、言語発達・言語獲得・言語教育、理論的枠組みに関するものなど33本の論文が収められている。

目次

  • 巻頭論文
  • 第1部 形と意味
  • 第2部 ことばの意味
  • 第3部 ことばと心
  • 第4部 ことばの振る舞い
  • 第5部 ことばの姿
  • 第6部 回顧と展望

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ