都市残酷
著者
書誌事項
都市残酷
田畑書店, 2022.3
- タイトル別名
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城市残酷
- タイトル読み
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トシ ザンコク
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内容説明・目次
内容説明
ワリス・ノカンは、原住民としての覚醒以降、台湾原住民の伝統生活や山地の風景、そして近代文明との衝突、さらに原住民族の受難の歴史について、口述歴史やフィールド調査を通じて、さまざまな角度から作品に描いてきた。本書は「蕃刀」をペンに換えて文化出漁/文化出草し、タイヤルの伝統領域における生活を守り、失われゆくタイヤルの誇りを言祝ぐために書かれた猟人の文学である。
目次
- 第1部 記憶柔和(弔い;最初の狩猟;長い年月のあとのある夕暮れ;タロコ風雲録;悲しい一日;独裁者の涙;野ゆりの秘密;女王の蔑視;失われたジグソーパズル;死神がいつも影のごとく寄りそう)
- 第2部 都市残酷(奥の手;中秋の前;夜の行動;タクシー;小さなバス停の冬;この、もの悲しい雨;希洛の一日;銅像が引きおこした災い;私の小説「先生の休日」;ムハイス;コウモリと厚唇の愉快な時間)
- 第3部 山野漂泊(虹を見たか;タイワンマス;人と離れてひとり暮らす叛逆者、ビハオ・グラス;父)
「BOOKデータベース」 より