もう一つの19世紀ドイツ哲学史 : ポストカントにおける哲学方法論の系譜

書誌事項

もう一つの19世紀ドイツ哲学史 : ポストカントにおける哲学方法論の系譜

太田匡洋著

(プリミエ・コレクション, 118)

京都大学学術出版会, 2022.3

タイトル別名

Another history of 19th century German philosophy : illuminating the stream of philosophical methodology of Fries and Schopenhauer

哲学方法論からみたポストカントの一潮流

Auch eine Geschichte der deutschen Philosophie im 19 Jahrhundert

タイトル読み

モウ ヒトツ ノ 19セイキ ドイツ テツガクシ : ポスト カント ニオケル テツガク ホウホウロン ノ ケイフ

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注記

タイトルは奥付による

英文タイトルはAbstractによる

博士論文「哲学方法論からみたポストカントの一潮流」(京都大学, 2020年12月) を改稿したもの

文献表: p337-348

収録内容

  • なぜ19世紀ドイツ哲学史が問い直されなければならないのか
  • なぜフリースの思想の再構成から始める必要があるのか
  • 批判主義の徹底化による哲学方法論の主題化
  • 批判主義による哲学方法論に立脚した意志形而上学の展開
  • 批判主義による哲学方法論の継承と発展
  • 結語に代えて

内容説明・目次

内容説明

かつて思想界をリードしたドイツ哲学で、「ドイツ観念論」を正統な後継者とする理解は、今日見直しを迫られている。フリース・ショーペンハウアーらが示したカント後における「もう一つの」(ハーバーマス)哲学史の系譜を明らかにする。

目次

  • はじめに なぜ19世紀ドイツ哲学史が問い直されなければならないのか
  • 序論 なぜフリースの思想の再構成から始める必要があるのか
  • 第1章 批判主義の徹底化による哲学方法論の主題化—J.F.フリースの哲学
  • 第2章 批判主義による哲学方法論に立脚した意志形而上学の展開—ショーペンハウアー哲学の再読
  • 第3章 批判主義による哲学方法論の継承と発展—フリース学派と新フリース学派の成立と展開
  • 結語に代えて

「BOOKデータベース」 より

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