旅する日本語 : 方法としての外地巡礼
著者
書誌事項
旅する日本語 : 方法としての外地巡礼
松籟社, 2022.3
- タイトル別名
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旅する日本語 : 方法としての外地巡礼
- タイトル読み
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タビスル ニホンゴ : ホウホウ トシテノ ガイチ ジュンレイ
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注記
2021年度立命館大学国際言語文化研究所出版助成による出版
その他の著者: 金東僖, 杉浦清文, 劉怡臻, 呉佩珍, 栗山雄佑, 謝惠貞, 三須祐介
収録内容
- 「旅する日本語」の射程と可能性 / 中川成美, 西成彦述
- 帝国日本の監視・識別文化 : 「不逞鮮人」恐怖症 / アンドレ・ヘイグ著 ; 追田好章訳
- 植民地体験と翻訳の政治学 : 『朝鮮詩集』に収録された鄭芝溶の作品を中心に / 金東僖著
- 植民者二世と朝鮮 : 森崎和江の詩におけるダイアローグ、そして共振について / 杉浦清文著
- 植民地台湾の内地人による石川啄木受容 / 劉怡臻著
- 一九三〇年代におけるアイルランド文学の越境と台湾新文学 / 呉佩珍著
- 〈聞き受け〉つつも〈再生〉できない声 : 目取真俊「マーの見た空」論 / 栗山雄佑著
- 在日台湾人作家温又柔『空港時光』研究 : 「内なる外地」と自他表象の連動 / 謝惠貞著
- 戦争と「同志」叙事 : 大島渚『戦場のメリークリスマス』から明毓屏『再見、東京』へ / 三須祐介著
- コリアン・アメリカン文学と日本語の場所 / 西成彦著
内容説明・目次
内容説明
朝鮮、台湾、沖縄、ブラジル—日本語が足跡を刻んだ「外地」で生きた人々ひとりひとりの感情と記憶を、文学を通して喚起し、再現する試み。
目次
- 対談 「旅する日本語」の射程と可能性(中川成美×西成彦)
- 日本と朝鮮(帝国日本の監視・識別文化—「不逞鮮人」恐怖症;植民地体験と翻訳の政治学—『朝鮮詩集』に収録された鄭芝溶の作品を中心に;植民者二世と朝鮮—森崎和江の詩におけるダイアローグ、そして共振について)
- 日本と台湾、そして沖縄(植民地台湾の内地人による石川啄木受容;一九三〇年代におけるアイルランド文学の越境と台湾新文学;“聞き受け”つつも“再生”できない声—目取真俊「マーの見た空」論)
- ボーダーレスの時代(在日台湾人作家温又柔『空港時光』研究—「内なる外地」と自他表象の連動;戦争と「同志」叙事—大島渚『戦場のメリークリスマス』から明毓屏『再見、東京』へ;コリアン・アメリカン文学と日本語の場所)
「BOOKデータベース」 より