連邦制国家インドにおける高等教育の展開 : 1990年代以降の変化に着目して

書誌事項

連邦制国家インドにおける高等教育の展開 : 1990年代以降の変化に着目して

渡辺雅幸著

東信堂, 2022.3

タイトル読み

レンポウセイ コッカ インド ニオケル コウトウ キョウイク ノ テンカイ : 1990ネンダイ イコウ ノ ヘンカ ニ チャクモク シテ

大学図書館所蔵 件 / 40

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献リスト: p167-175

博士学位請求論文 (京都大学大学院教育学研究科, 2019年) をもとに、加筆・修正をおこない刊行するもの

収録内容

  • 研究の目的と課題
  • インド高等教育制度の成立過程
  • 高等教育機関をめぐる連邦政府の動向
  • 大学教員資格試験制度の展開
  • 大学入学者選抜制度の展開
  • 連邦制国家インドにおける高等教育の展開

内容説明・目次

内容説明

特異な連邦制国家インドで繰り広げられる、教育政策決定の権限をめぐる中央と州の相克。13億もの人口を擁し、宗教・言語・民族的にも多様性に富むインドでは、「インド人」としての国民統合を果たすため連邦制が採用されている。他方、インドの連邦制は「中央集権的連邦制」とも呼ばれ、各政策決定に中央政府が一定の権限を有する特異なものだ—。本書では、グローバリズムが進展した1990年代以降、教員資格や入試など各制度の政策決定権をめぐって顕在化した、中央‐州両政府間の緊張関係を明らかにする。インド教育制度の複雑な仕組みを丁寧に解きほぐし、その体系的な分析を行った類書なき一冊。

目次

  • 序章 研究の目的と課題
  • 第1章 インド高等教育制度の成立過程
  • 第2章 高等教育機関をめぐる連邦政府の動向
  • 第3章 大学教員資格試験制度の展開
  • 第4章 大学入学者選抜制度の展開
  • 終章 連邦制国家インドにおける高等教育の展開

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ