ドレスコード : ファッションに隠されたメッセージ

書誌事項

ドレスコード : ファッションに隠されたメッセージ

リチャード・トンプソン・フォード著 ; 服部由美訳

(フェニックスシリーズ, 134)

パンローリング, 2022.4

タイトル別名

Dress codes : how the laws of fashion made history

タイトル読み

ドレス コード : ファッション ニ カクサレタ メッセージ

大学図書館所蔵 件 / 69

この図書・雑誌をさがす

注記

歴史的出来事と重要なドレスコード: p [12]-[15]

参考文献: p558-563

内容説明・目次

内容説明

宮廷と修道院、革命と公民権運動、娼婦と淑女、ギャングとセレブ。「階級・性差・貧富」を表し、固定するものとしてドレスコードは機能していた。そしてフランス革命後の「国家と個人の誕生」とともに、服装は自由と平等を実現し、一人ひとりの個性を表し、格差を破壊するものになる—はずだった。それにもかかわらず、アメリカの高校は現在も服装規定を増やし、レストランは髪型を理由に従業員を解雇する。「流行なんてどうでもいい」とTシャツを好むIT起業家たちは「ファッションに無関心という最新の流行」に夢中になっている。ドレスコードに隠されたメッセージは形を変え、今なお生きているのだ。スタンフォード・ロースクール教授が、階級、性差を表す「暗号」だった歴史的なドレスコードを読み解くとともに、人種、ジェンダーの平等をめぐる戦いの粛で、服装がどのような役割を果たしてきたのかを考察する。過去と現在を探り、未来を捉える意欲作。

目次

  • 第1部 ステータスシンボル(地位の記号化;自己成型;信仰の印;性的象徴)
  • 第2部 豪華から上品へ(男性による華麗な衣装の放棄;表現方法と地位;性別と簡素;合理服運動;フラッパーのフェミニズム)
  • 第3部 パワー・ファッション(流行の奴隷;ボロ服から抵抗へ;腰パンと服従)
  • 第4部 政治と個性(女らしい装い方;異性装と性の境界線;宗教とドレスコード)
  • 第5部 仕立て直された期待(ブランドとマーク;偽物と文化の盗用;ドレスコードを解読する)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ