島崎藤村 : 「個」と「社会」の相剋を超えて
著者
書誌事項
島崎藤村 : 「個」と「社会」の相剋を超えて
アーツアンドクラフツ, 2022.3
- タイトル別名
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島崎藤村 : 個と社会の相剋を超えて
- タイトル読み
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シマザキ トウソン : 「コ」ト「シャカイ」ノ ソウコク オ コエテ
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注記
博士論文 (東京学芸大学) をもとに加除修正したもの
主要参考資料: p204-211
内容説明・目次
内容説明
戦前から現在までの「藤村研究」を考察し、各作品論をとおして藤村が描いた「個」と「社会」の関わりを論及。現代にも通じる差別やジェンダー、格差、ナショナリズムなど、藤村の「社会性」を検証する。
目次
- 第1章 『破戒』論—藤村の部落問題認識を中心に
- 第2章 『春』論—岸本捨吉の成長をめぐって
- 第3章 『家』論—小泉三吉の「新しい家」をめぐって
- 第4章 『新生』論—岸本捨吉と節子との「恋愛」を中心に
- 第5章 『嵐』論—「子育て」の視点から
- 第6章 『夜明け前』論—青山半蔵の国学思想を中心として
- 補章 『夜明け前』の教材的価値—戦後の国語教科書における藤村作品の教材化の状況と関連させて
「BOOKデータベース」 より