「私らしさ」の民族誌 : 現代エジプトの女性、格差、欲望
著者
書誌事項
「私らしさ」の民族誌 : 現代エジプトの女性、格差、欲望
春風社, 2022.3
- タイトル別名
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私らしさの民族誌 : 現代エジプトの女性格差欲望
- タイトル読み
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ワタクシ ラシサ ノ ミンゾクシ : ゲンダイ エジプト ノ ジョセイ カクサ ヨクボウ
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注記
博士論文『現代カイロで女性学校教員として生きること--日常的実践からの中東ジェンダー論再考』(2015年3月お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科提出)に書き直しを加えたもの
2020年度立命館大学学術図書出版推進プログラム支援
参照文献: px-xxv
内容説明・目次
内容説明
ひょんなことからエジプトのアメリカンスクールで教師をすることになった、人類学者の筆者。我が強くて面倒くさく、そして魅力的な3人の仕事仲間にスポットライトを当て、グローバル都市カイロにおける、彼女たちの生き様を描く。他者に共感しながら「私」を見つける、人の民族誌。
目次
- 現代エジプトにおけるA校
- 第1部 シャイマの生き方—学歴至上主義言説に基づく、階層社会の読み替え(働くシャイマ、富裕層の教育者;“クバール”を生きる;“クバール”でも、クバールでないシャイマ)
- 第2部 サラの生き方—消費至上主義的社会における家庭と仕事の両立(子育て優先の就労;“ヘルワ”を生きる;異物としてのサラ)
- 第3部 リハーム校長の生き方—時空を超えた植民地期エジプトの再興(天職に生きる;“ソサエティ”の再興に生きる)
- 「私らしさ」の民族誌、その必要性と可能性
「BOOKデータベース」 より