「面」と民間伝承 : 鬼の面・肉附き面・酒呑童子

書誌事項

「面」と民間伝承 : 鬼の面・肉附き面・酒呑童子

西座理恵著

七月社, 2022.2

タイトル別名

面と民間伝承 : 鬼の面肉附き面酒呑童子

タイトル読み

「メン」ト ミンカン デンショウ : オニ ノ メン・ニクツキメン・シュテン ドウジ

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内容説明・目次

内容説明

伝承は語る。「鬼面」を手にして魔を払う者は富貴となり、顔から離れずに「肉附き」となった者は鬼と化す—。神事や芸能において重要な役割を担う「面」は、昔話や伝説、お伽草子などの物語に取り入れられ、多彩なバリエーションをもって語られている。伝承や信仰との相互関係を見据えながら、「面」のもつ豊かな象徴性を明らかにする。

目次

  • 「面」とは何か—信仰・芸能・話の世界
  • 1 昔話における「面」(昔話「肉附き面」と蓮如信仰;昔話「肉附き面」の背景—近世社会における女性と生活 ほか)
  • 2 「肉附き面」モチーフの生成と変容(「肉附き面」モチーフの変容;白馬村の「七道の面」伝説 ほか)
  • 3 「酒呑童子」伝説の変容と「肉附き面」モチーフ(新潟の「酒呑童子」伝説;「酒呑童子」になる者—顔の変化から「肉附き面」へ ほか)
  • 4 近代の文芸に取り入れられた「面」(芥川龍之介「ひよつとこ」の「面」の解釈)
  • 「肉附き面」モチーフの周辺

「BOOKデータベース」 より

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